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島津 奨
大切なわが家の外壁塗装。依頼するなら本当に信頼できる人がいい!というのは誰しも思うところでしょう。費用も決して安くはないものですし、何かトラブルでもあれば手間はもちろん精神的な負担も大きくのしかかってきます。そのため業者選びは慎重にしたいところですが、では本当に信頼できる職人というのはどんな人なのでしょうか?
皆さんは、業者選びでどんな点を重視しているのか、アンケートをとってみました。アンケートの結果を踏まえて塗装業の資格について詳しく解説しています。
質問 | 施工をお願いする職人はどんな人に頼む? |
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回答割合 | 施工技術が高い人:44人 親身に対応してくれる人:38人 連絡や対応が早い人:14人 塗料の知識が豊富な人:4人 |
有効回答数 | 100サンプル |
結果と考察 | いくら親切で感じの良い人でも技術がなければダメ。せっかく塗装しても結果が十分でなく、すぐに補修が必要になるようでは高い費用も無駄になってしまいます。やはり頼むなら技術の高い人がいい、と考えるのは当然といえるでしょう。塗装に関しては素人は知識がないだけに、心配もつきものです。しっかりとした技術と実績があり、説明もきちんとしてくれる、そんな職人さんなら安心して任せることができそうですよね。 あくまで技術があるという前提の上ではありますが、親身な対応は重要と考えている人も多くいます。やはり人と人との関係ですから、しっかりコミュニケーションが取れ、こちらの意図を汲んでもらえることも大事です。連絡や対応の早さというのもそのコミュニケーションの一部。 こうしたことがきちんとできる人なら信頼感も持てそうですよね。また知識の豊富な人ならこちらの要望に合わせて最適なプランを提案してくれそう。こう考えると職人さんに求められることはたくさんありますね! |
今回のアンケートで一番回答が多かった「施工技術が高い人」。これは、その業者がどのような資格を持っているか?を見れば、一つの目安にできます。
塗装業は資格がなくでも営業ができるので、必ずしも資格がないから良くない業者というわけではありません。ですが、塗装業界はトラブルが多いので、信頼性を測るという点で言えば、資格の有無もひとつの目安となるでしょう。
塗装に関する資格には国家資格と民間資格があり、特に重要な資格が国家資格の「一級塗装技能士」と「塗装工事業許可」です。
一級塗装技能士は、塗装に関する知識や技術力を証明するもので、塗装業の実務経験が7年以上で受講でき、合格率は50%前後と言われています。合格率を見てもわかる通り、簡単に取得できるものではないので、この資格を持っている職人であれば安心して施工を任せることができます。
塗装工事業許可は個人の資格ではなく、以下の条件を満たした会社に与えられるもので、この許可書がある会社は信頼性が高いと言えます。
・塗装工事業務に関する経験が5年以上の管理責任者がいる
・営業所ごとに、実務経験または資格を有する専任技術者がいる
・請負契約に関して、不正または不誠実な行為をする恐れがない
・自己資本などが500万円以上ある。
・過去一定期間に、法律に違反したことがない
認定:都道府県知事、国土交通大臣
塗装工事業務の経験や不誠実な行為をする恐れがないなどの条件があり、施工金額が500万円以上の工事をする場合は、この許可書が必須です。また、都道府県をまたいで営業所を登記する場合は、国土交通大臣の許可が必要となります。
定:厚生労働大臣認定
塗装業の実務経験が7年以上で受講資格が与えられ、塗装に関する知識や技術力を証明する資格です。合格率は50%前後になります。
認定:都道府県知事
職業訓練校などに通う方法か、塗装業の実務経験が2年以上で受講資格が与えられます。
認定:県知事免許
一級塗装技能士の資格を持っているか、塗装業で15年以上の実務経験で受講資格が与えられます。この免許を持っている人は、職業訓練校で技能士などを指導する講師になれます。
認定:厚生労働省
講習を受けることで取得でき、労働安全衛生法によって定められている資格になります。シンナーやアルコール、ラッカーなどの有機溶剤を取り扱い作業ができることを証明するもので、塗装業では必要不可欠な資格です。
認定:厚生労働省
つり足場、張出し足場、高さ5メートル以上の構造の足場の組立てや解体または変更作業ができることを証明する資格です。実務経験が3年以上の人、土木や建築などの学科を卒業した人などが講習を受けることが出来ます。
認定:国土交通省
施工計画、品質管理、工程管理、安全管理などに重点を置いた、建築工事の管理能力を証明する資格です
認定:厚生労働省
アスベストを含む建材を扱うことができる資格で、安全に作業が行えるように指揮や監督することができます。
認定:都道府県知事
ガソリンや軽油、灯油などの引火性液体を取り扱うことができる資格です。塗料は引火する危険性があるため、一定以上の量を保有するときに必要になります。
認定:一般社団法人住宅保全推進協会
住宅診断の結果の報告と、状況にあわせた適切な提案を行えると証明する資格です。
認定:木造住宅塗装リフォーム協会
窯業サイディングに関する知識と技術を持っていると証明する資格です。塗装経験が5年以上または建築士、施工管理士、技能士いずれかの資格を持っていれば受講資格が与えられます。
認定:東京商工会議所
色の性質や特徴などの知識を持っていると証明する資格です。外壁屋根を塗装する際の色選びや、組み合わせ方などについてアドバイスができます。
認定:NPO法人雨漏り診断士協会
雨漏りの原因や修理などの知識を持っていると証明する資格で、定期的に講習会が行われています。
◆親身になって対応しても本当に良かれとしてるのか曖昧。一番は施工技術が高い人が一番です(30代/男性/会社員)
◆施工技術が高くないと、やってもらった後に壊れたら、泣くに泣けないです。だから高い技術で、きちんと仕事をやってもらえるところが良いです(30代/女性/パートアルバイト)
◆塗装するならしっかりやってもらわないといい加減な塗装だとはがれたりトラブルになりがちなのでしっかり腕のある人にお願いしたいです(30代/女性/専業主婦)
◆どんなことでも人間性を重視します!どんなに知識、技術かあっても、感じが悪かったら嫌です。(20代/男性/会社員)
◆施工業種として仕事してます。自分が施主だったら、やはり親身に対応してもらいたいですね。もちろんお金の事もありますが。できるだけ気持ちをくんでもらえるとうれしいですね。(30代/男性/その他専門職)
◆どれだけ技術や知識が高くても、きちんと連絡や対応をしてくれない業者は不誠実だと感じるので。(30代/男性/会社員)
◆やはり知識がきちんとしている人は、プロとしてすごいなあと思うので頼りがいがあります。(20代/女性/学生)