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吉田 翼
夏の激しい日差しや梅雨時の豪雨などから建物を守る役割がある屋根。
屋根は、365日間休むことなく外的環境にさらされているため日々ダメージを蓄積しています。建物の中でも非常に傷みやすい箇所ではありますが、外見から劣化の度合いについて確認することが困難な箇所でもあります。
では、適切な時期に屋根塗装を行うためには、どんなところに注意すればいいのでしょうか。このページでは、屋根の劣化のサインについてご紹介します。
屋根と同様に定期的な塗装が必要な外壁は、劣化が進行する10年くらいで塗り替えるのが一般的です。
ただ屋根の場合は、外壁よりも直射日光や風雨の影響を受けるため劣化のスピードが早まります。そのため、8年くらいで塗装を検討し始めることをおすすめします。
また、日ごろから屋根を“長持ちさせる”ことに意識を傾け、ダメージのケアに注力することも重要です。ご自宅の寿命を延ばし、より快適な生活を送るためにも屋根の劣化具合をしっかりとチェックしましょう。
以下のチェック項目のうち、2、3個該当するのであれば屋根の塗装を検討する必要があります。
特に屋根のひび割れ・ズレ・反りに関しては雨漏りに直結する可能性があり、早急な対策が不可欠です。腐食・カビ・コケ・色あせなどはすぐにトラブルが起きる可能性は高くはありませんが、劣化の進行を早めてしまう危険性があるため、処置が必要になります。
・屋根にひび割れがあるなどの破損が見られる
・触ったときに感触が異なるところがありズレが生じている
・屋根が反っていて隙間が確認できる
・金属部分が腐食している
・日当たりが悪い箇所にカビやコケが発生している
・日差しの影響を受けやすい箇所の色あせが見える
すでにご説明させていただいたように、屋根は外壁よりも傷みやすいデリケートな箇所です。定期的に劣化具合を確認して、塗装のベストタイミングを見逃さないようにしましょう。
ただ、屋根の上は上がるのも一苦労であり、外から全容を見渡すのは難しい面があります。そこで、外的環境が厳しくなる以下のような時期に、重点的に屋根の状況を確認することをお勧めします。
35度以上の猛烈な暑さが続くと、照りつける太陽により屋根もダメージを受けます。連日猛暑日が続いた後はいつも以上の直射日光を浴びているので、劣化の進行が心配されます。
台風などの影響で屋根が暴風雨にさらされた後は、確実にチェックが必要なタイミングです。すぐに雨漏りなどに直結しなくても、今後の危険性が考えられるダメージを負っている可能性があります。
冬の寒さで屋根にしみこんだ水分が凍ることでも劣化は進行します。また、雪が積もった後は屋根にかなりの負担がかかっているので、確認を怠らないようにしましょう。
このように屋根は普段気にしないからこそ、天候が荒れた後のタイミングなどで状況を確認してみることが大切です。あなたの家の屋根はダメージを負ってはいないでしょうか。一度確認することをおすすめします。