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島津 奨
ふとバルコニーに出てみたら、ベランダに水が溜まっていることはございませんか?
もし溜まっていた場合、早急なメンテナンスが必要かもしれません。
今回は、ベランダやバルコニーに水が溜まる原因と対処方法について解説いたします。
バルコニーに水が溜まる原因は様々ですが、施工不良または、地盤沈下等が考えられます。
通常バルコニーには、雨水が排水口に向かって流れていくように緩やかな傾斜が付けられています。
しかし、施工不良によって傾斜が付いていない場合は、雨水が正しく排水口へ流れて行かずにその場に滞水するため、水溜りの原因となってしまいます。
新築当初はしっかりと傾斜が付いていたとしても、地盤沈下の影響で建物全体が傾いてしまうことにより、新築時とは傾斜が変わって水が流れなくなる場合があります。
ベランダは家の中でも風の吹き溜まりになりやすいので、特にごみが溜まりやすい場所とも言えます。
特に観葉植物などを置いている場合は、落ち葉やゴミなどが排水口が詰まりやすく、詰まった異物が原因で水の排水を妨げてしまい、結果として水が溜まる原因となります。
上記以外にも原因は様々ですが、まずはこの3点を確認してみてください。
ベランダに水が溜まっている場合、様々な弊害が出てきます。
放置しておくと以下のようなトラブルに発展し、余分にお金がかかる可能性もございますので、こまめなメンテナンスが必要です。
長時間にわたって水が溜まっていると防水層が劣化し、さらには軒天井や接している外壁にも水が染み込んでいくため、水溜りは雨漏りの原因となってしまいます。
また、土台部分の木部が腐食すると修理に多くのお金がかかってしまうので、費用面でも大きなダメージを受けることになります。
ベランダの床にカビが生えると黒ずみが発生し、景観が悪くなるだけではなく、家の内部にもカビが繁殖する可能性がございます。
そうなってしまうと、部屋の悪臭問題やアレルギー問題にも繋がってしまうため注意が必要です。
排水管の詰まりによる水溜りの場合は、配管にワイヤーなどを通してみると直る可能性がございます。
それでも詰まりが解消しない時は、ホームセンターなどで専用のクリーナーが売っていますので試してみてください。
施工不良や防水層の劣化に関しては、専門の業者に依頼する必要がございますので、弊社に是非ご相談くださいませ。
費用はまちまちですが、防水層の表面に塗装するトップコートだけであれば、約5万円程度となります。
防水を施工し直す、または水が流れるように傾斜を付け直す場合は、15万円~20万円程度となります。
施工する面積によっても金額は変動いたしますので、まずは業者に相談しましょう。
バルコニーに水が溜まってしまった場合、放置してしまうと修繕するために後々大きな金額がかかってしまいます。
そのため、ただの水溜りだからと見逃さず、早めにメンテナンスすることが大切です。
雨の日のバルコニーを確認していただき、少しでも水が溜まっていたら、ぜひ弊社までご相談ください。