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藤吉 崇史
住宅地を歩いていると、眩いばかりの光沢で目を引く家を見かけることはありませんか?
そうしたお家は外壁に“ツヤのある塗料”を塗っているケースがほとんどです。ツヤツヤピカピカとしているため見た目がきれいで、新しく外壁を塗り替えたという実感を得られるのが特徴といえます。
ただ、人によって好みはさまざまであり、ツヤのない塗料を選ぶ方も多くいるそうです。このページでは、塗料のツヤありとツヤなしの違いについてご説明します。
タイプによって見え方が異なる塗料のツヤですが、タイプは「ツヤ消し」「3分ツヤ」「5分ツヤ」「7分ツヤ」「ツヤあり」の5種類に分類されます。
「ツヤ消し」から順に光沢度が上がっていき、一番ツヤのある状態が「ツヤあり」になります。
ツヤ消し | ツヤがない状態。新築時の外壁のほとんどはツヤ消しでマット仕上げとも呼ばれている |
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3分ツヤ | ツヤ消しに少しツヤがついた状態。少しピカピカ感を出したい場合はおすすめ |
5分ツヤ | 半ツヤとも呼ばれている。中間点の度合いのツヤ |
7分ツヤ | ツヤがあるだけでなく、汚れにくく耐久性もあるため人気 |
ツヤあり | 光沢度が70以上ある状態。かなり光ってツヤツヤしている印象に |
ツヤのある・なしは好みによって選ばれる傾向にありますが、見た目はもちろん機能面での違いもあります。ツヤのある・なしによる違いをメリット・デメリットに分けて整理してみましょう。
ツヤのある・なしでメリット・デメリットはさまざまですが、ツヤありの方が「目立つ」「耐久性がある」「汚れがつきにくい」の3点が明確な違いでしょう。見た目だけでなく機能面も含めて「5分ツヤ」「7分ツヤ」の塗料を選択する人が多いです。
■メリット
・耐久性・耐候性に優れている
・汚れがつきにくい
・ツヤツヤとした光沢感がある
・塗り直すと新築のようピカピカの見た目になる
■デメリット
・経年劣化でツヤがなくなってしまう
・ツヤがありすぎると印象が悪い
・目立ったり、主張が強すぎたりするときがある
■メリット
・経年劣化しても元から艶がないので美観があまり変わらない
・上品、落ち着いた仕上がり
・和風の落ち着いた家に合う
・塗り直してもあまり変化がなく自然な仕上がり
■デメリット
・耐候性が弱く、汚れがつきやすく落ちにくい
・艶有りと比べると劣化が早い
・仕上がりが地味になる
また、ツヤありの塗料を選んだからといってずっとツヤが継続するわけではない点も注意しましょう。ツヤの寿命は約3年と言われており、寿命を過ぎるとツヤのない塗料を使用した場合と同じような状態になります。
月日が経過するとツヤはなくなってしまうため、耐久性を求めるのなら、ツヤありの塗料を選ぶことをおすすめします。