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島津 奨
これから外壁塗装する方にとって一番気になるのは価格だと思います。塗装は車などのように定価があるわけではないので、価格がわかりにくいと言われています。
また、塗装工事には形がないため相場というものが無く、使用塗料や施工箇所に違いだけでも金額差が出てきます。
そこで今回は失敗しない塗装工事を行う為、内容に見合う適正価格を知る為に、同じお悩みをお持ちの方を対象にアンケートを取りました。
ここでは、屋根塗装に出せる費用はいくらまでか?のアンケート結果から外壁屋根の塗装工事の適正価格について解説しています。
質問 | 外壁・屋根の塗装にいくらまでならかけられる? |
---|---|
回答割合 | 50万円くらい:35人 30万円以下:33人 100万円くらい:28人 200万円以上:4人 |
有効回答数 | 100サンプル |
結果と考察 | 50万円との回答では、高すぎない範囲ならこの程度、これくらい出せば長持ちしそうなどの回答が見られました。節約したい気持ちはあるものの、やはり塗装を行うからには確実な雨漏り防止や見た目の問題を解決して欲しいと思う人が多いようです。そう考えると50万は出せるけれども、100万はきついといったところでしょうか。安すぎても怖いという見方の人もいました。 30万円以下の人は1回あたりは安くてこまめに修理したい、もしくは安くても大したことないなら上げても良いという意見でした。やはり屋根や壁の仕上がりにはこだわりを見せ、安いだけならば意味はないと考えるようです。 100万円の人も、中途半端よりもしっかり仕上げたいという意見が共通して見られました。200万以上の意見からも完璧な家にしたいという回答があり、費用は違えど、お金をしっかりかけたいという意志はどの人も持っていることが伺えます。 |
外壁・屋根塗装は一律で料金が決まっているわけではなく、さらに使用する塗料や工程などによっても大きく変動するので、適正価格がわかりづらいイメージがあると思います。
しっかりとした施工を行う為にも、まずは相場を知っておくことが大切です。
20坪 | 750,000~1,000,000円 |
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30坪 | 1,000,000~1,300,000円 |
40坪 | 1,200,000~1,600,000円 |
50坪 | 1,450,000~1,800,000円 |
相場を見ての通り、外壁・屋根塗装を合わせて行う場合、100万円前後かかることがわかります。
しかし、外壁や屋根の塗装工事には、50万程度のお見積書も存在します。見積内容をよく確認せず、安さだけで判断して契約すると、様々なトラブルを引き起こしてしまうので注意が必要です。
では、なぜ金額を抑えて施工が可能となるのか、ここでは50万円ほどの見積内容に関して詳しくみていきましょう。
まず1点目が
・実際は外壁塗装のみで、屋根塗装が含まれていなかった
・付帯部塗装が含まれていなかった
という単純に外壁塗装以外の部分が施工範囲として含まれていないケースです。
屋根や外壁に関しては、大半の方が工事をするべき範囲だと認識している方も多く、そこまで見落とすことはないでしょう。
しかし、付帯部塗装が含まれていない場合は気が付きにくいので、十分に注意しなければなりません。
以上のように、施工箇所に関して違いがあると金額差も出てきます。
2点目が、契約後に追加工事をすすめられ、結果的に高額な費用がかかってしまったというケースです。
1点目の内容と繋がりますが、お得に見える安価な見積書で契約した後に、施工範囲として含まれていない箇所に関しての追加工事を提案し、結果的に相場よりも高い費用を請求しようとする業者もいます。
契約後に追加工事を提案されると他社と比較することも出来ず、さらに工事は進行しているので、お客様も焦って承諾してしまうことが多いでしょう。そうならないように、見積もり内容を細かくチェックすることが重要です。
塗装工事は無形商品となり見ることも、触ることもできません。
金額のみをウリにしている会社は、安価な見積もりを提案する為に塗料を薄めて塗料代を安く抑えたり、塗装内容の工程を省いて職人の人件費を浮かせています。
できるだけ費用を抑えたいという方も多いかと思いますが、安価な金額で塗装工事を販売している会社は手抜き工事をする可能性が非常に高いので、安すぎる見積もりには注意しましょう。
最終的には信用問題となりますが、安かろう悪かろうでは意味がありません。
塗装の見積もりには、50万円ほどの安価な見積とは逆でとても高額なものも存在します。
一般的な戸建ての場合、外壁・屋根塗装で200万円を超えることはほとんどありません。もちろん使用する塗料や建物規模によっては、施工金額が高額になる可能性はありますが、200万円以上の見積もりには注意が必要です。
金額が高い見積書のケースとしては、以下のようなものがります。相場より高く提案されている場合はしっかりと確認しましょう。
それでは、200万円ほどの見積内容に関して詳しく解説いたします。
まず1点目が、塗料の単価が3回塗りで㎡あたり7,000円以上という㎡単価が割高なケースです。
塗料の性能にもよりますが、一般的な塗料であれば㎡あたり1500円~5000円程度が相場となります。
その中で㎡あたり7,000円というのは、平均単価よりも大幅に高価であり、その結果200万円以上の見積もりとなってしまいます。
2点目が
・外壁、屋根それぞれの塗り面積が平均より大きい
・足場面積が平均より大きい
という数量に大幅な違いがあるケースです。
外壁や屋根、足場等は会社それぞれで算出方法が違うため、多少の数量の違いは出てきてしまいます。
しかし、その中でも30㎡以上の違いがある場合は、危険な見積もりと言えます。本来の面積よりも数字を大きく出して、高額な見積もりを提示してきます。
塗装工事に関して相場はありません。しかし適正価格は存在します。外壁・屋根塗装を行う場合は、自分自身で費用相場を把握して、さらに見積内容を細かく確認することが大切です。
そして、極端に価格が低いもの、極端に価格が高いものには注意しましょう。時間をかけてしっかりと検討し、適正価格で塗装することが重要です。
塗装は決して安い買い物ではありませんので、契約後にトラブルにならない為にも「不明な箇所は全て明確にすること」「口頭だけでなく、見積書に記載があるかの確認をすること」なども重要なポイントとなります。
また使用塗料、施工方法、㎡数なども部分的に判断するのではなく、全体的に確認したうえで検討して信用できる1社を見つけだすことが、失敗しない塗装工事への近道となります。
◆今まで経験が無いのですが、100万円は越えれないです。安すぎるのも怖いので、50~100の間くらい(20代/男性/会社員)
◆高額すぎず、しっかり塗装が仕上がる妥当な値段かなと思うので(20代/女性/会社員)
◆外壁、屋根の塗装でしたら、雨漏り防止などを含めて考えてますので、最低50万はかけられます(40代/男性/無職)
◆実家の屋根瓦を全部替えたときに、それくらいだと聞いていたから。もちろん、安いほうがうれしいが、長持ちすることが大切だと思っています(50代/女性/自由業・フリーランス)
◆大きい金額を貯めるのはなかなか大変です。低価格でこまめに手入れする方が現実的かな。(40代/女性/専業主婦)
◆価格の相場が分からないのでよくわからないが、できるならば安いほうがいい。でも安くてたいしたことのない出来上がりならば、もう少し金額をあげても良い。(30代/女性/専業主婦)
◆当然安い方が良いが、中途半端は施工をされてまた修理が必要になることを考えるとこの位が妥当かと思う。(30代/男性/会社員)
◆100万位出したら安心しますね。安すぎると逆に不安ですかね。(20代/男性/パートアルバイト)
◆家を建てるのに土地代合わせて2000万から3000万円かかっているから、どうせなら完璧な家に住みたいから。(20代/男性/学生)