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島津 奨
こちらのページでは無機塗料についてご説明していきます。耐久年数が長い塗料ではありますが、それだけではございません。
その他塗料選びに少しでもお役立ちになればと思い、こちらではお勧めの無機塗料やメリット、デメリットについてご紹介していきたいと思います。
無機塗料とは塗料の原料に無機物を加えた塗料になります。無機物が7~8%しか入っていない塗料も30%配合されている塗料も耐久性は変わってきますが、同じ無機塗料となります。
無機物とは、ガラスや陶器に多く使われており、炭素を含まない物質にあたります。その為、紫外線にも強く、耐久性が高い塗料と言われております。
耐久性は、今発売している塗料グレードの中で一番高いです。その為、長い目で考えたときに塗り替え数を減らすことができます。
無機は塗料により15~20年の耐久性があるものや30年耐久性があり、長い目で見ると塗替え回数が減り考えると安くなります。
塗料の親水性が高い為、汚れが外壁の表面に付着した際に雨水で汚れを洗い流すことが可能です。その為、雨垂れが起こりにくいです。
屋外暴露試験で塗膜に強い紫外線を当て続けてた結果、シリコンやフッ素に比べても塗料の光沢を維持することが可能な塗料です。その為、チョーキング現象やコケや藻が発生しにくいです。
塗膜が固く仕上がる為、外壁自体にひびが入った際に塗装した塗膜も同時にひび割れを起こす可能性があります。
また、シーリングの上から塗装した場合、シーリングは建物の揺れを吸収するところであり、動きが激しい箇所になる為、施工してすぐにひび割れてしまい美観性が欠けてしまう場合があります。
一般的なアクリル、ウレタン、シリコン、フッ素、無機の塗料の中では価格が一番高くなります。ただし、耐久年数が長く塗替え間隔が長くなるので、長期的に見ればオトクな塗料です。
2,500~3,000円/m2です。
過去1年間に塗装した中で、グレード別の割合は、アクリル0%(ピュアアクリル:25%)、ウレタン0%、シリコン25%、ラジカル制御5%、フッ素3%、光触媒0%、無機塗料7%、無機ハイブリット系塗料35%です。
塗装工事を長い目で考えている方や、メンテナンスに手間をかけたくないと考えている方にオススメしています。
初期投資は高くなってしまいますがその分耐久年数が長い為、コストパフォーマンスが優れています。
光沢性があり、超低汚染性あり。
耐久年数25~30年、超低汚染性あり、塗るタイルとも言われている
本当です。無機物が配合されていますので紫外線には強いですが、有機塗料に比べたらひび割れしやすい塗料です。ひび割れが気になる方は弾性塗料や微弾性塗料で塗装するのをオススメします。
本当です。無機塗料にはツヤ消し塗料はありません。5分ツヤ、3分ツヤまでになります。
本当です。基本的には何にでも塗装することは出来ますが、塗膜が固い仕上がりになる為、サイディングボードや後に経年劣化により割れてしまうものに対しては、外壁自体にひびが発生した際に同時に塗装した塗膜にもひびが発生してしまいます。
その為、サイディングボードに塗装する際は弾性や、微弾性塗料で塗装すると塗膜が追従してくれる為、そちらをオススメします。
本当です。外壁機だけではなく、家全体で考えても屋根や付帯部、シーリングを20年以上の耐久性があるもので、それらで施工をしていたら20年メンテナンスはいらないと思います。
しかし、ひび割れには弱いので定期点検を行い、経過を見ていく必要があります。
塗装工事をするにあたりそれぞれの塗料のメリット・デメリットをきちんと知ってからではないと、納得のいくより良い塗装工事に繋がりません。
無機塗料は、一般的な塗料の中では非常に耐候性が高い塗料のひとつです。また、紫外線にも強く、コケや藻が発生しにくい塗料になります。
ただ、非常に塗膜が固くなるので、サイディングボードに塗装するとひび割れの可能性が高くなってしまいますので、注意が必要です。無機塗料の性質をしっかり理解したい上で、塗料選びをすることをオススメします。