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島津 奨
「シリコン?ウレタン?フッ素?アクリル?無機?何が違うの?」塗装工事を行うのに、まず迷われるのが塗料です。
塗料にはたくさんの種類があります。それぞれの特徴や耐久年数を把握することが大切です。
どの塗料を選んでよいかお悩みの方にこのページではシリコン塗料について紹介していきます。
シリコン塗料とは、樹脂の主成分にシリコンを使用した塗料のことです。
シリコン塗料は他の塗料と比べ、比較的安価なことや耐久年数が7~10年とコストパフォーマンスが良いことから一般住宅の塗装工事では最も選ばれています。
シリコン塗料は種類が豊富で、大きな分類としては、水性1液型、水性2液型、溶材液1液型、溶材液2液型の4種類があります。価格帯や機能性などから選択を行います。
シリコン塗料には耐汚染性があるため汚れが付きにくく、塗膜が親水性を備えている物もあり、車の排気ガスなどが付着しにくいため、汚れにくい塗料です。白やクリーム色など、明るい色味の外観にされたい方にはおススメです。
シリコン塗料にはツヤなし、3分ツヤ、5分ツヤ、7分ツヤ、ツヤありの5種類に対応できるタイプもあります。なかでもツヤありは光沢保持率が高い為、ツヤがある塗膜を長く維持できます。
アクリル塗料やウレタン塗料と比べると高価になりますが、耐久年数で比べるとシリコン塗料の方が長持ちします。長持ちするほうが、塗替え間隔が長くなるので、長い目で見ればコストパフォーマンスに優れた塗料です。
耐久年数が7~10年といわれているので、10年を過ぎると塗膜が固くなってしまいひび割れが起きやすくなります。
顔料が沈殿しにくいので、頻繁に撹拌する必要があります。他の塗料と比べ付着性が低いので、扱いづらい塗料になります。
シリコン塗料の施工単価は1,600~1,800円/m²です。こちらは下塗りを含めて合計3回塗りする際の単価になります。
しかし、シリコン塗料は各メーカー種類が多く幅が出やすい塗料でもあります。
過去1年間に塗装した中で、グレード別の割合は、アクリル0%(ピュアアクリル:25%)、ウレタン0%、シリコン25%、ラジカル制御5%、フッ素3%、光触媒0%、無機塗料7%、無機ハイブリット系塗料35%です。
シリコン塗料はコストパフォーマンスが高く、予算を抑えて出来るだけ長持ちさせたいお客様にとてもオススメな塗料になります。
使用するシリコン塗料によっては従来のフッ素塗料を超えるものもあり塗料の選定がとても大切になります。
一般的なシリコンに比べ高価になりますが、フッ素に匹敵する耐久性を持ち、高対候性、低汚染性、遮熱性を兼ねそろえたハイブリットな塗料です。
溶剤の密着性がありながら、弾性仕様なので他塗料と比べた場合柔らかいのが特徴です。
サーモアイSiを使用する場合は遮熱効果をもつ専用の下塗り材を使用します。そのため、一般的な遮熱塗料よりも高い効果が期待できます。
セラミックが配合された外壁専用のシリコン塗料です。弾性機能を持つタイプもあります。
セラミック複合により低汚染性、防藻・防カビ、透湿性に優れると言われておりますが、塗料単価が安く塗装店に利益の出やすい塗料になります。
カビや藻の発生を防ぎ劣化に強く、高耐候性が優れた塗料です。
塗膜の固いフッ素や無機に比べたらひび割れが起こりにくい塗料と言われています。ひび割れの耐久性を気にされる方は、伸縮性の高い塗料を選ばれるとよいでしょう。
重ねすぎることで塗膜が固くなることがあるので、密着が悪く付着しないことがあります。適切な下塗り材を選び塗装を行う必要があります。
低粘土のシリコン塗料もあるので本当です。粘性の高いシリコン塗料もありますが、一般的なシリコン塗料は低粘土と言われています。
他の塗料と比べ現在では使用率が一番多い塗料です。比較的安価でコストパフォーマンスが良く、種類が豊富な為、お客様の求める塗料があると思います。
10年近くで次の改修工事を迎えます。少しでも次の工事を遅らせたい方は、無機やフッ素をおススメ致します。