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藤吉 崇史
シリコン?ウレタン?フッ素?アクリル?無機?塗装工事を行うのに、まず迷われるのが塗料です。
塗料にはたくさんの種類があります。それぞれの特徴や耐久年数を把握することが大切です。
どの塗料を選べばいいのかお悩みの方に、このページでは低汚染塗料の特徴や代表的な塗料について紹介していきます。
低汚染塗料とは、施工後に雨だれや汚染などが付きにくい塗料のことを言い、一般塗料に比べて綺麗な状態を持続できる特徴があります。
また、低汚染塗料は親水性にも非常に優れています。
親水性とは、水に馴染みやすい性質のことで、汚れが付着した場合でも塗膜と汚れの間に雨水が入り込み、汚れを洗い流してくれます。この親水性によって汚れを付きにくくしているのです。
塗膜は経年劣化が始まると、表面が紫外線の影響で分離してしまい、顔料が粉となって壁面に発生します。この現象を「チョーキング現象」と言います。
チョーキング現象が起こっている状態で顔料の上に汚れが付いた場合、雨が降った際に顔料と一緒に汚れも落ちるので、塗装前は基本的に雨だれによる汚れは気になりません。
しかし外壁塗装を行うと、塗膜の撥水性によって水を弾く分、雨水と汚れがまとまって壁面を伝ってしまうため、塗装後は雨だれが目立ちやすくなります。
低汚染塗料はこの雨だれの付着も抑えられるので、長期にわたり美観を保つことが可能です。
低汚染塗装には、次のようなメリットがあります。
・塗膜の緻密なので細かい汚れが付きにくい
・一般塗料では汚れが目立つ白系の色でも施工可能なので、汚れを気にせず様々な色を選択できる
・親水性に優れているため、汚れが付着しても雨と一緒に洗い流してくれる
・遮熱性があるので、外壁の熱膨張を抑えられる
低汚染塗料を使うデメリットは、以下の通りです。ただ、弾性塗料は比較対象にならないので、基本的にデメリットは無いと言えます。
・弾性機能がある塗料と比べた場合、ひび割れが起こりやすい。
単価:㎡あたり1,900~2,100円
高耐候性・低汚染性・遮熱性を兼ね備えている塗料です。13~16年の高耐久性が見込まれます。
【対応している材質】
サイディング・モルタル・ALC・コンクリートなど
単価:㎡あたり約2,700円
美観を保つための「美観保持機能」に優れた外壁用の塗料です。超低汚染リファイン500Si-IRと同じく、耐用年数15年以上の高耐久です。
【対応している材質】
サイディング・モルタル・ALC・カラー銅板など
単価:㎡あたり約2,700円
美観を保つための「美観保持機能」に優れた屋根用の塗料です。シリコン塗料の中でもトップクラスの高耐久で、耐用年数は15年以上となります。
【対応している材質】
カラーベスト・波形スレート・カラー鋼板・モニエル瓦など
単価:㎡あたり約2,600円
ビーズコートはハスの葉をイメージした塗料で、浸水とは真逆で超撥水により汚れを受け付けない特徴があります。ビーズコートには様々なタイプがあり、シリコンタイプの耐久年数は7年~11年と短めになります。
【対応している材質】
サイディング・モルタル・ALC・カラー銅板など
低汚染塗料は、塗装工事で稀にある、施工後の汚染によるクレームを解消してくれる塗料になっております。さらに、高い耐候性や遮熱機能を持ち合わせながら、他の塗料に比べて圧倒的な美観保持機能もあります。
そのため、「塗り替え後のキレイさを保ちたい!」「白系の色味で塗り替えしたい!」という方にはおススメの塗料です。また、暗めの色は熱吸収が心配で、出来るだけ明るい色で施工がしたい方も適しています。